2026.08.21
皆さん、こんにちは。『街の屋根やさん いわき店』です。前回は既存の棟部分を撤去し、唐草板金や防水シート、新しい屋根材、雪止めを施工する様子をご紹介しました。▼前回の記事(唐草板金設置~屋根材設置)はこちら▶いわき市にて平屋住宅の屋根カバー工事 施工工程をご紹介今回は、その続きとし…

今回は、いわき市の平屋住宅で行った寄棟屋根のカバー工事をご紹介します。
お客様から「住宅のメンテナンスをしてほしい」とご相談をいただき、現場調査を行ったところ、既存のアスファルトシングル屋根に、屋根材同士の間の隙間や、固定している釘頭の露出、石粒の減少など、複数の劣化症状が確認されました。
屋根は普段の生活では確認しにくい場所だからこそ、劣化がいくつか見つかると「このままにして大丈夫なのか」「どのような工事が必要なのか」と不安になる方もいらっしゃいます。
今回は、屋根全体の状態を確認したうえで、既存の屋根の形を活かしながら新しい屋根材を重ねる屋根カバー工事をご提案しました。
この記事では、現場調査で確認したアスファルトシングルの劣化症状と、実際に行った屋根カバー工事の工程をご紹介します。





屋根の一部分だけに見られる軽微な症状であれば、状態に応じて部分的な補修をすることも検討できます。しかし、今回は、複数の劣化症状が確認されたため、部分的な補修だけでなく、屋根全体をどのように維持していくかを考える必要があると判断しました。
そのため、お客様には調査した屋根の状態をご説明し、既存屋根を活かした屋根カバー工事をご提案しました。
屋根カバー工事は、既存の屋根を撤去せず、その上から防水シートと新しい屋根材を施工する方法です。既存屋根の状態を活かしながら屋根全体を覆うことで、傷みが見られていた屋根を新しく整えることができます。
今回は現場の状態を確認した結果、既存屋根を活かしてカバー工事を行うことになりました。
屋根の端部に唐草板金を設置しました。唐草板金は、屋根を流れてきた雨水を軒先へ適切に導き、屋根の端部から内部へ雨水が回り込むのを防ぐために使用する板金です。
新しい屋根材を施工する前に端部を整えることで、新しい屋根材を施工できる状態に整えます。
次に、新しい屋根材の下へ防水シートを施工しました。
屋根材が雨水を受け止める一方、防水シートは屋根材の下に入り込んだ雨水が下地へ到達するのを抑える役割があります。
屋根カバー工事では、表面の屋根材を新しくするだけでなく、その下に防水シートを施工することで、雨水に備えた屋根へ整えていきます。
防水シートの施工後、新しい屋根材を設置しました。
今回は既存のアスファルトシングル屋根の上から新しい屋根材を重ねています。
寄棟屋根は複数の屋根面が組み合わさっているため、それぞれの屋根面の納まりを確認しながら施工します。施工前に確認された屋根材同士の隙間なども、新しい屋根材で覆うことで、屋根全体を整えていきます。
屋根材の施工に合わせて、雪止め金具も設置しました。雪止め金具は、屋根に積もった雪が一気に滑り落ちるのを抑えるための部材です。屋根の形状や周囲の状況を確認しながら、適切な位置へ取り付けました。
屋根面の施工が進んだ後は、棟部分に貫板を設置します。貫板は、棟板金を固定するための下地となる部材です。
棟板金をしっかり固定できるよう、棟部分の状態を確認しながら施工します。
続いて、棟部分に換気棟を設置しました。
屋根裏の熱気や湿気を外へ逃がすため、今回は棟部分に換気棟を設置しました。屋根裏の換気を確保することで、屋根内部の環境にも配慮しています。
換気棟の施工後、棟部分を覆うように棟板金を設置しました。棟板金は、屋根の頂上部分を雨風から守る重要な部材です。
屋根材との取り合いや板金同士の接合部分を確認しながら、屋根の形状に合わせて納めていきます。
最後に、必要な箇所へシーリング材を施工しました。
屋根には、板金同士の接合部分や屋根材と板金の取り合いなど、雨水が入り込む可能性がある場所があります。こうした部分をシーリング材で処理し、雨水が入り込みにくい状態に整えます。
屋根カバー工事は、新しい屋根材を施工して終わりではありません。端部や棟などの細かな部分まで確認し、屋根全体を仕上げることが大切です。

以上で施工完了です。
今回の工事では、既存屋根に見られた屋根材同士の隙間や釘頭の露出、石粒の減少などを確認したうえで、屋根カバー工事を行いました。
既存屋根を撤去せず、防水シートと新しい屋根材を重ねることで、劣化が見られていた屋根全体を新しく整えています。さらに、唐草板金や雪止め、貫板、換気棟、棟板金なども施工しました。
工事前には複数の劣化が確認されていましたが、今回の屋根カバー工事によって、既存屋根を新しい屋根材で覆い、防水シートや板金などの各部も新しく整えました。
「屋根の一部だけが傷んでいると思っていたら、複数の場所に劣化があった」というケースもあります。
屋根の状態が気になったときは、一部分だけを見るのではなく、屋根全体を確認したうえで、今後のメンテナンス方法を考えることが大切です。
今回は、いわき市の平屋住宅で行った寄棟屋根カバー工事をご紹介しました。
屋根材同士の隙間や釘頭の露出、石粒の減少などが見られた既存屋根に対し、防水シートと新しい屋根材を施工し、唐草板金や雪止め、換気棟、棟板金なども新しく整えました。
「屋根の状態が気になるけれど、どの工事が必要なのか分からない」という方も、まずは現在の状態を確認してみてはいかがでしょうか。
弊社では、いわき市を中心に屋根の現場調査から施工まで対応しています。お住まいの状態を確認し、必要なメンテナンス方法をご提案いたします。
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