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施工事例
楢葉町にて火災保険を活用して強風で落下したケラバ瓦の修理と下地の補強工事を実施

工事のきっかけ

楢葉町にお住いのお客様からご依頼を頂きました。
今回のお客様は前にも工事をさせていただいたことのあるリピーター様になります。

依頼内容は「強風により屋根の端部分の瓦が落ちてしまったので見ていただきたい」とのことでした。
調査したところ、外れたのはケラバ部分の瓦でした。
瓦が外れた部分の下地も確認してみると部分的に傷んできていたので、下地の強化と一部の木材交換・割れた瓦2枚の瓦の取り付けをご提案させていただきました。

お客様が火災保険に入っており申請したところ、申請が通ったので火災保険を利用しての工事を行わせていただきました。

楢葉町屋根補修工事,火災保険,屋根材(瓦)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 屋根補修工事,火災保険,屋根材(瓦)

施工期間: 1日

使用材料: 瓦　下地材　板金

築年数: 26年

工事費用: 6万3千円

現場調査時の状態を確認

現場の状態ですが、1階屋根の端部分（ケラバ）の瓦2枚が外れていました。
瓦が外れた部分を詳しく見てみると、下地部分が傷んでいる状態になっていました。

このケラバ部分の瓦は1カ所でも外れると、その列のケラバ瓦がすべて外れてしまう可能性があり危険です。
何故かというと、瓦は重なって取り付けられており1枚でも外れてしまうと隙間が発生してしまいます。ここに強風が吹くと風の力で瓦が持ち上げられて外れることがあるからです。
特にケラバは風を受けやすい部分となっているので被害を最小限に抑えるためにも、早めの対処が重要となってきます。

瓦を固定している釘は浮いてきている状態

落ちていないケラバ瓦を確認してみると、瓦を固定している釘が少し浮いている状態になっていました。
ちょっとした浮きではありますが、この隙間があることで風によって瓦が振動して釘が段々と抜けてきてしまいます。

これが繰り返されて釘の固定力が弱まった時に強風によって釘が抜けて瓦が落ちてしまうということになります。

また釘が浮いたことで発生した隙間から雨水が侵入して下地を腐食させてしまう可能性もあります。
もしお家のケラバ部分に瓦があるようでしたら釘が浮いていないか確認してみるといいですね。

＊関連記事

＊不具合は雨漏りに繋がる!ケラバの修理方法をご紹介

落ちた2枚の瓦は割れてしまっていた

落下した２枚の瓦ですが、落ちた衝撃で割れてしまっていました。これでは修復することもできないので新しいケラバ瓦を２つ用意する必要がありますね。

瓦屋根のお家では、何かあったとき用に予備の瓦を置いてあることがあります。お客様に聞いたところ、ケラバ部分の瓦の予備はないとのことでしたので、新しいものを用意することとなりました。

↓現場調査時の詳しい内容はこちらから↓
＊楢葉町にて屋根の端が落ちたとの連絡。強風で落ちたケラバ瓦の修理依頼

火災保険を使用して工事を実施

今回の工事は火災保険を使用しての工事となります。
火災保険とは、地震以外の自然災害でお家が被害を受けた部分を直す保険になります。
対象となる災害ですが、火災・落雷・爆発や破裂・風災・雹災・水災などになりますね。

火災保険に入っていれば上記の災害でお家に被害が出たときに保険で直すことが出来る場合があります。
ただ保険が適用されるには特定の条件を満たしている必要がある場合があります。

これは保険会社やプランなどによって変わってくるので、火災保険に加入している方はどのような条件を満たしていれば保険が適用されるのか確認しておくとよいですね。

保険の条件を満たしていれば工事費用の自己負担ゼロ、または一部負担で直すことが出来ます。
何かあった時に費用を抑えてお住まいを直すことが出来るのはありがたいですよね。

今回のお客様は火災保険に入っており、申請が通り火災保険にて工事を行うことになりました。
もし火災保険に入っていないのであれば、今後のために入っておくことをお勧めしますよ。

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＊【最新版】火災保険が適用される屋根工事や保険金申請の流れ

瓦を取り外して下地補強と木材の交換

福島県双葉郡楢葉町　屋根の傷んだ下地を補強して劣化していた木材を新しいものに交換した状態

工事の内容に入ります。
まずは残っているケラバ瓦とケラバ周辺の瓦を一度取り外していきます。

最初に下地の補強から行っていきます。
今回は加工した板金を下地部分に取り付けさせていただきました。
これにより下地の耐久性が上がり、もし雨水が侵入してきても下地部分に雨水が流れていかないようになります。

もう一つは取り付けてあった木材の交換です。
こちらは瓦を固定する下地部分になります。ここが劣化していると固定するためのビスなどが外れやすくなってしまうので、新しいものに交換させていただきました。

釘からビスに変更してしっかり固定

下地部分の強化が終わりましたので、瓦をもとに戻していきます。

元々は釘にて瓦を固定していましたが、釘だと固定力が弱くまた抜けてしまう可能性があるので、ビスにて固定させていただきました。
釘よりもしっかりと固定することが出来るので抜ける心配はいらないですよ。

新しく用意したケラバ瓦もしっかし取り付けていきます。

ケラバ瓦の修理と下地の強化工事完了

築年数　　　26年

工事費用　　6万3千円

施工期間　　1日
使用材料　　瓦　下地材　板金

以上で強風で落下したケラバ部分の修理工事完了になります。
違和感のない元の状態に直すことが出来ましたよ。

先ほども説明したように瓦を固定するものを釘からビスに変えたので固定力が上がっている状態です。
簡単に外れたりビスが浮いてくるということはないので安心していただいて大丈夫ですよ。

お客様から一言

お客様との写真も撮影させていただくことが出来ました。

お客様からは「前にも家の工事をしていただいたのですが、対応がとても速く安心して任せることが出来ました。火災保険を使用する際の説明もしっかりしていただいたのでとても助かりました」とのお喜びの声を頂くことが出来ました。

こちらのお客様は前にも工事を行わせていただいたことのあるリピーター様になります。再びご依頼いただきありがとうございました。
部分的な工事なども大歓迎なので何かあれば記事をご覧の皆様もお気軽にお問い合わせください。

↓お客様の声の詳しい内容はこちらからご覧ください↓
＊楢葉町にて瓦が落下したケラバ部分の修理を行ったお客様よりご感想をいただきました
↓こちらの現場で以前に行った工事はこちらからご覧ください↓
＊楢葉町にて経年劣化で傷んだ外壁の塗装と錆びた換気フードの交換工事

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