現場調査時の状態

天窓に取り付けてあるドーム型のカバーの角部分が割れてしまっており黒テープが貼られている状態でした。応急処置として貼られたようですね。穴が開いたままだと雨水が侵入して雨漏りに繋がる恐れもあるので早めの対応が必要になります。
新しくドーム型のカバーを発注して交換作業を行っていきます。

カバーの取り外し

まず破損してしまったドーム型カバーを外します。このようなカバーは固定しているビスを外せば簡単に取り外しできます。カバーの下には天窓（トップライトとも言う）があります。天窓は耐用年数が約20年となっているので、天窓を取り付けている場合は、20年ほど経ちましたら一度メンテナンスを行うことをお勧めします。

天窓部分ですがコーキング部分が薄かったので増し打ちを行いました。コーキングはと塗布の仕方が雑だったり薄い状態だと、地震などが起こった際に剥がれたり亀裂が入りやすくなってしまいます。そこに雨水が入ってしまうと雨漏りに繋がってしまう恐れがあるのでシーリング材を塗布する工程は仕上げの工程としてとても重要なものになります。

最後に新しいポリカーボネート製のドームを取り付けていきます。ポリカーボネートは波板やカーポートの屋根などでよく使われている素材で、衝撃に強く耐用年数も長いものとなっているのでお勧めの素材と言えますね。
またポリカーボネートはアクリル樹脂より約50倍ほど衝撃に強いと言われているので、また割れたりする心配も少なくなると考えられますね。

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施工完了

以上で施工完了になります。
ポリカドームにしたことで以前よりも衝撃に強くなりましたね。
天窓に関してなのですが、日本には耐用年数を超えた天窓が100万窓あるといわれています。これは販売しているメーカーが少なくなってしまって部品が手に入りずらくなってしまったことが原因と言われています。今では撤去や交換もできるようになっていますので、もし点検など行っていないのでしたら早めに確認すてもらうことをお勧めします。

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