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施工事例
相馬市にてスレート屋根の棟板金の貫板を高耐久の樹脂製の貫板材タフモックへお取替え

工事のきっかけ

別業者様で外壁塗装を行うにあたり、以前塗装を行ったスレート屋根のメンテナンスを兼ねて外壁塗装と一緒に劣化している可能性があった貫板材の交換を行うこととなり、塗装屋さん経由で『街の屋根やさんいわき店』へご依頼を頂きました。

屋根塗装歴がある屋根だったため、屋根材も棟板金もきれいな状態でした。
そのためできるだけ工費用を抑えられるよう、既存の棟板金を再度使用するといった、
下地材のみの交換をご提案させて頂きました。

今後のメンテナンスのことも考え、木製の樹脂板より少しお値段はかかってしまいますが、木製に比べ耐久性が高い樹脂製の貫板材を取り付けることとなりました。

相双地域棟板金工事,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)

ビフォーアフター

工事基本情報

施工内容: 棟板金工事,屋根材(スレート・カラーベスト・コロニアル)

施工期間: １日

使用材料: タフモック

施工内容その他: 貫板材の交換

工事費用: 100,000円

既存の屋根の状態です

まずは既存の屋根の状態です。
数年前に屋根塗装を行ったばかりとのことで屋根表面は非常にキレイな状態です。

今回メンテナンスするのはその屋根の棟板金の下地材です。

屋根塗装により屋根表面はコーティングされますが、内部の劣化している箇所までは修繕を行うことができません。

そのため時折このようなご依頼を頂きます。

今回の現場では棟板金自体は綺麗な状態のため、貫板材の交換後に再び既存の棟板金の役物を取りつけていきます。
再度使用する際には破損やキズが起こらないよう、棟板金の取り外し時には慎重に作業を進めていきます。

既存の木製の貫板材の状態です

既存の棟板金を取り外しました。
棟板金の下地材の樹脂板はこのように設置されています。

既存の貫板は木製のため、変色が見られます。少なからず棟板金や屋根材の裏へは雨水が少しずつ入り込んでしまいます。その際に、木製の貫板材は雨水を吸いやすいがために朽ちていってしまうのです。
さらに腐食が進んでくると、濃い茶色へと変化し少し触れただけでポロポロと崩れてしまったりしてしまいます。
そうなると、今度は屋根下地のアスファルトルーフィングへ雨水が入り込んでいきます。

アスファルトルーフィングも劣化していた場合にはそのまま雨漏りに繋がってしまうケースが非常に多いです。
新築時には安心なのですが、築年数の経過とともに少なからず建物にもダメージが起きています。

既存の貫板材の撤去

木製の貫板材を全て撤去していきます。

樹脂製の貫板材のタフモックを取りつけました

樹脂製の貫板材「タフモック」を取りつけました。

樹脂製に交換するメリットとしては、

水に強く折れにくく、雨水を吸わないため腐食しにくいといった点があげられます。

デメリットとしては価格が木製に比べると高くなってしまうことと、熱に弱いといった点です。

どうしても木製よりも材料費が高くなってしまうのですが、朽ちにくいので多少高くても採用する価値のある副資材です。

お見積り作成の際に木製の場合、樹脂製の貫板材の場合で数パターンお見積りを作成することも可能ですのでご予算などによりお好きな方をお選び頂けます。木製のメリット・樹脂製の貫板材のメリットなどを踏まえてお選びいただければと思います。

一度外した棟板金を再度取り付けます

最初に取り外した既存の棟板金を再度取り付け、完工です＾＾

屋根の見栄えは変わりませんが、下地を補修したことにより安心してお過ごし頂くことができるようになりました！！

『街の屋根やさんいわき店』では、お客様のご希望に沿った屋根修繕工事をご提案させて頂いております。
少しでもご不安なことがる場合は、ぜひ一度ご相談ください。

ご相談やお見積りは無料ですのでご安心してご依頼くださいね＾＾