現調時の様子

足場の組み立て

まず作業をするための足場を組んでいきます。足場を組むための部品を組みあがりをイメージしながら大まかに配置してから組み立てに入っていきます。完成した写真が右のものになります。
足場やさんは早ければ半日、遅くても1日で組み上げるのですごいですね。

雀の巣の撤去

ケラバ部分の瓦を外してみたところ雀の巣と思わしき枯草が出てきました。こちらが雀の巣となりますね。鳥の巣などは比較的に見えにくい場所で風雨から守れる場所に作るようです。例を挙げると軒下・雨樋・天井裏などですね。
家に鳥の巣を作られることでの影響は騒音・糞の匂い・ダニなどがあります。また屋根の木材などが腐食することもあります。

この巣を撤去していくのですが、撤去する際に気を付けないといけないことがあります。雛がまだ巣の中にいる場合は撤去することが出来ません。雛がいる状態で撤去してしまうと鳥獣保護法違反になり罰せられてしまいます。鳥の卵や雛がいる状態で、鳥の巣を撤去した場合には1年以上の懲役、または100万円以下の罰金が科せられてしまいます。安易に迷惑だから、邪魔だからと巣を壊さず雛や卵があるか確認をとってから判断するようにしましょう。

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他のケラバからも雀の巣が出てきました。今回の巣には雛や卵は無かったので取り除いていきます。

発砲シーラーを貼り付け

雀の巣の撤去が終わったら、今後雀が入ってこないようにするために発砲シーラーというものを貼り付けていきます。これはスポンジ状のもので私たちは棟板金の工事の時に内側に水が入らないようにするために使います。今回使用したものは普段使っているものよりサイズが大きいものになります。これを貼り屋根材を被せることで入ってこれる隙間をなくすということになります。この後ケラバ部分の瓦をもとに戻して完成になります。

雨樋の掃除を行います

まず雨樋に溜まっていた土を取り除いていきます。

土を取り除くと集水器に配水する部分が見えたのですが、隙間がかなり小さい状態でした。これでは雨水も土も流れないわけです。雨樋を少しスライドさせ雨樋に切り込みを入れ折ってスペースを作りました。これで雨水や土が溜まることはないようになりました。

最後に水をかけながらブラシで洗っていきます。雨樋掃除もこれにて完了です。

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使用材料　　発砲シーラー
築年数　　　5年
工事費用　　22万円（足場含み）
施工期間　　3日

これで雀の巣の撤去と雨樋掃除完了になります。
屋根にあった巣は撤去し、また入ってこないようにしたので巣を作られる心配は無くなりました。また雨樋も掃除など行ったのでこちらもしばらくは心配しなくて良くなりましたね。
ただ定期的な点検やメンテナンスを行うと長く使い続けることが出来るので年に1度くらいは点検などすることをおすすめします。

『街の屋根やさんいわき店』では今回のような鳥の巣の除去も行っています。
もしお困りの方がいましたらお気軽にお問い合わせください。

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