雪止め金具の役割

雪止め金具は、屋根の下部についているL字型のような形の金具の事です。
積雪の際に雪が屋根から落下してしまうのを防ぎます。

雪止めがついていないと、雨樋が雪の重みで歪んでしまったり、
落雪により物が破損したり人身事故にもなり兼ねません。

また、民法218条で「隣家の土地に雨水を流さないようにしなければならない」と決められているため、万が一の積雪に対応できるよう雪止め金具の設置が必要となるのです。

雪下ろしが必要となるほど降雪量の多い地域では、
雪止めを設置してしまうと雪下ろしの際に邪魔になってしまうため、あえて設置しない地域もあるそうです。

いわき市内では屋根に雪が積もるのは一年にあっったとしても数回なので
雪止めで十分に対応することが可能です

雪止めは後付けすることが可能です

住宅の屋根では、雪止めが設置されている場合、されていない場合、
建物によりまちまちです。

県中地方の中通りの郡山市などでは、
冬は積雪があるため雪止めはほとんどの住宅に当たり前のように設置されていることがほとんどです。

浜通りでは、積雪はめったにないため、雪止めがついていない住宅が多く見られます。
いわき市でもあっても年に数えられるほどしか屋根への積雪はありません。

しかし、雪止め金具がついておらずに落雪によるトラブルに繋がる可能性も少なからずあります。

そのため後付けの雪止め金具の設置をご希望される方も多くいらっしゃいます。
外装リフォームをご検討の際には雪止め金具の有無なども工事業者にご確認をされてみて下さい。

『街の屋根やさんいわき店』でも、毎年のように後付け雪止め金具の設置工事を行っています。

雪止め金具のみの工事よりも、
屋根や外壁のリフォーム工事の際に一緒に行われることが多いです。

また、住宅密集地などでは雪止め金具があった方が、
落雪での近隣トラブルなどに繋がる心配が減り、安心です。

なかなか見ていそうで見ていない「屋根」ですが、
外に出た際などは一度見上げてみてください。

屋根にちょこんと出ている金具が雪止め金具です。

もちろん私たち、専門業者へご依頼頂き屋根の確認・点検を行うことも可能ですので
お困りの際はぜひ一度ご相談ください。