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現場ブログ
いわき市で経年劣化により変形し穴があいてしまった銅雨樋の現地調査を行いました

いわき市大久町のお客様から、雨天時に銅雨樋から雨が漏れてしまうとのことで雨樋の交換依頼を頂きました。

雨樋の修理・交換の際に、現在ご加入されている火災保険を利用しての工事が出来る場合がございます。街の屋根やさんいわき店では火災保険を利用しての工事に対応可能です。お気軽にご相談ください。

いわき市のお客様から、雨樋の交換のご依頼を頂きました。
経年劣化により雨樋に不具合が発生し、雨が漏れ落ちてしまっているとのことでした。
今回のお客様のご自宅は銅雨樋と呼ばれる、銅素材で出来た雨樋で施工されていました。
銅雨樋は通常の塩ビ雨樋に比べて値段が高価ではありますが、とても長持ちします。

銅雨樋は施工時は金色に輝いていますが、月日が経つにつれ、緑青（ろくしょう）色に変化していくのが特徴です。
社寺仏閣の屋根にも使われることの多い風情がでる素材で、和風建築の建物などにも採用されることが多いです。
この色の変化が好きで、銅雨樋での施工をご依頼下さるお客様もおられます。

街の屋根やさんいわき店では、神社やお寺などの屋根工事や雨樋工事もお受けしています。そのため一般的な屋根屋さんよりも、銅素材の材料を扱う機会が多いです。
和風建築の趣のある住宅のリフォーム工事も得意としておりますので、お気軽にご相談ください。

銅雨樋に穴あき・変形が見られました

集水器の上部が変形し、めくれてしまっています。
縦樋にも穴あきが見られます。
下部の軒樋にも歪みが見られ、雨の際は多方から水が漏れだしてしまい排水の不具合が起きてしまっている状態でした。

【　実は難しそうで難しくない！！雨どい用語豆知識　】
屋根に対し横に伸びている写真のように半丸の形をした樋（とい）を「軒樋」といいます。
タテに伸びている樋を「縦樋」といいます。
軒樋から縦樋に雨水を運ぶ役割をするのが「集水器」と呼ばれる箱（升）のような形をした部材です。
どれか一箇所でも不具合が出ると水が下に上手に排水されなくなってしまいます。
ちなみに、2本の縦樋を一本にまとめるための部材は「寄せ升」といいます。雨樋の部材の名称は、なるほどな～確かに！！と思うような使用用途に絡めた名称のものが多いのでお見積書を見ながら想像してみるのも楽しいですよ。
もちろん、使用部材の詳細は都度ご説明させていただきますので、何なりとご相談ください。

建物に合わせ長く伸びた軒樋。経年劣化により歪みがでてしまっている状態です。下から見上げて確認してもなかなかよく見えないところでもあります。

そのため気づかないまま放置されてしまっていることも多いです。
雨が降った際に屋根から水が落ちてきて初めて気が付くといったお客様も多いです。

最低限の修理や交換で済ませるためにも、早め早めの対策が重要です。

雨樋の不具合を発見した場合は、まずは専門業者に連絡し雨樋の状態を確認してもらってみてください。

銅雨樋に浮きや傾きが見られました

縦樋・集水器ともに劣化や傾きが見られる状態です。
経年劣化により雨樋のつなぎ目部分に変色も見られます。

別方向からみた写真です。
角度を変えてみると、ずれている箇所がよくわかるかと思います。

銅縦樋が折れ曲がっている状態でした

排水に繋がる接続部が折れ曲がってしまっています。
このような状態ですと、雨水の排水がスムーズにできないため、大雨の際などに水の流れが追いつかなくなってしまいます。

近づいてみますと、接続部の一部が外れているのが確認できました。

目視でも変形や変色が見られました

銅の雨樋は塩ビの雨樋と違うところが沢山あります。
集水器から縦樋につなぐために率いる部材に模様が入っていたり、こじゃれた形になっていたりします。

風情たっぷりな雨どいですが、経年劣化により変色が見られています。

軒樋を下からみた写真です。
歪んでいるのがお分かりいただけるかと思います。

雨どいはとてもデリケートな部材で、劣化が進んでくると雪の重みやゴミが溜まってしまうだけでもすぐにゆがんでしまう場合もございます。

銅雨樋から塩ビ雨樋への交換のお見積書を作成することとなりました

お客様のご希望をお聞きし、現在の銅雨樋から塩ビ雨樋への雨樋の全交換の御見積書を作成することとなりました。
雨樋には沢山種類がございますので、ご要望に合わせてお見積書を作成させて頂きます。
数パターン作成し、料金を比較して頂くことも可能です。

「街の屋根やさんいわき店」では、お見積り・ご相談は全て無料で承っております。どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。